2021年 理事長所信

公益社団法人 さぬき青年会議所

第24代理事長 白井 大資

スローガン
『感謝』

基本理念
「感謝の気持ちを忘れず行動しよう」

基本方針

1. 会員拡大及び会員研修
2. 地域活性化
3. 青少年育成
4. 情報発信
5. 四国地区大会の実施
6. 香川ブロック協議会の運営

所信

はじめに
今、青年会議所の意義や価値を問われた時に何と答えるでしょうか。昨年ま
では当たり前のように仕事や生活、JC活動をしていましたが、昨年より、新
型コロナウイルスの影響で今まで当たり前に行ってきた事を制限され、常識と
されてきたことが通用しない「変化をせざるを得ない時代」を迎えました。そ
のような中でも、人が集まる事が制限されることは今まで以上に人と人の繋が
りを希薄にします。
このような時代だからこそ、我々が率先して「明るい、豊かな社会」の実現
に向け行動しなければなりません。そのためにはメンバー一人ひとりが何故、
青年会議所という団体に所属しているのかをしっかり考え、目的意識を持って
活動しなければ、これからの自己の成長も地域の発展もありえないと考えます。
本年度は(公社)さぬき青年会議所の設立以来、初めての四国地区大会を主
管させていただくこととなっております。この絶好の機会を生かし、より多く
のJCメンバーや関係諸団体の方々と知り合い、刺激を受ける事で自己の成長
に繋げ、それを地域の発展に生かしましょう。
会員拡大と会員研修
青年会議所に入会するきっかけは、個々によって様々です。入会当初は自分
自身のために入会したメンバーも地域のために積極果敢に活動しています。
それは彼らが設立以来、先輩諸兄が繋いできた想いを継承し、傍観者から能
動者へと意識改革をしたからだと確信しています。今後、組織がより良く発展
するためには、一人でも多く能動的に活動する仲間を増やす事が必要です。
また、組織に新しい風を吹き込む事は、多様な価値観をもたらしてくれます。
昨今「JCしかなかった時代」から「JCもある時代」に変化しました。様々
な団体がある中でJCを選んでもらわなくてはなりません。そのためにもメン
バー一人ひとりが「JCだけにしかない」魅力を見つけ出し、伝えて共有して
いくことで、志を同じくする仲間を作ります。
地域活性化
昨年は新型コロナウイルスの影響もあり丸亀お城村を初め、様々なお祭りや
イベントが中止になりました。我々(公社)さぬき青年会議所も同じく、多く
の事業が中止になりました。また、政府から緊急事態宣言の発令や移動制限な
どもあり、観光業界や飲食業界などに大打撃を与え、いまだに経済が回復する
兆候は見えません。しかし、地域が活性化することにより、日本全体に活気が
戻ると信じています。
今後は新型コロナウイルスと共存しながらの生活様式に変化していく中で、
どのように地域のニーズに応えられるかを考えていかなくてはなりません。
青少年育成
いつの時代も子供達は未来を担う存在であります。技術革新が著しい現代社
会、急速なテクノロジー進歩により、学校教育をはじめとするあらゆる場面に
インターネットが導入されおり、子供達を取り巻く環境は益々私たちの想像も
できない程に複雑且つ多様化していくでしょう。
しかし、このような変化の激しい時代にあっても子供達には夢を持ち続けて
欲しいと考えます。そのためには、我々大人が夢を持つことの大切さや、夢を
実現させるために努力することで得られる喜びや学びを伝える必要性があると
考えます。
情報発信
我々(公社)さぬき青年会議所は地域に必要とされる団体でなければなりま
せん。どんなに地域のために事業を行っても、それを認知してもらう必要性が
あります。一人でも多くの地域の方に我々の活動、運動を知っていただくため
にも、既存のSNSやHP等での情報発信をしっかりと行い、また新たなツー
ルがあれば活用し、情報発信を行ってまいります。
四国地区大会の実施
本年、(公社)さぬき青年会議所として初めて四国地区大会を主管させていた
だきます。
JCに所属している時に1度しか経験できないような事業を経験できること
に感謝し、誇りを持ち、本年をメンバー一人ひとりが成長できる絶好の機会と
して捉え、最大限に生かして欲しいと考えています。
また、四国地区大会は青年会議所の力だけでは成し得ません。様々な団体、
行政等と連携し成し遂げることで、今後の(公社)さぬき青年会議所に必ずプ
ラスになると考えています。
香川ブロック協議会の運営
本年、香川ブロック協議会会長と運営スタッフを輩出し、香川ブロック協議
会の運営を担っております。出向していただくメンバーにはしっかりと担いを
全うしていただき、香川ブロック協議会で学んだことをLOMに持ち帰り、メ
ンバーに伝えることで(公社)さぬき青年会議所が成長し、今以上に良いLO
Mに成れると考えます。
結びに
青年会議所は多くの人との繋がりと自己成長をさせてくれる場所です。自己
成長へと繋げるためには、目の前にある今と本気で向き合わなければなりませ
ん。一歩を踏み出すには勇気がいると思います。しかし、その一歩を踏み出す
事が自分自身の成長している証だと信じています。
人は一人で成長は出来ません。自分に関わってくれている人が自分を成長さ
せてくれていると感謝することで自身の成長があると私は考えています。
本年1年間、何事にも感謝する心を忘れずに行動しましょう。